SOLOMON'S ROOM
PS4WiiArcadeFCNES

ROOM37のMとは

What is the M ?







昔も今も、ゲーム製作者がゲーム内に隠しメッセージを挿入しておくのは
他のゲームでも多数見られる。

このソロモンの鍵も例外ではなく、メッセージらしきものがある。
アイテムの配置がアルファベットの形になっているROOM。

ファミコン版 ROOM 37
セガ マークIII版 ROOM 37
ZX Spectrum ROUND 14
PC エンジン 「ジパング」 Floor 46
PC Booter (Self-booting disk) ROUND 16
Atari ST / Amiga ROUND 16
アーケード版 ROUND 16
Amstrad CPC ROUND 16
Commodore 64 ROUND 16

他のシリーズではMではなくYになっていたり、
TIMになっていたりする。
アーケード版ではHIDDENアイテムが追加で配置されており、
M.Tの他にH Fとなっている。

そのアルファベットは何なのだろうか。

ソロモンの鍵のプログラマーの、
Timothy Mooreが自分の名前のイニシャルを入れたのだろうか。
その説が有力なのだが、
だとするとイニシャルの前後の順番が違っているのが気になる。
また、AC版では隠しコインでピリオドを付けているように見える。
しかしイニシャルで正確には、ピリオドは本来 0個か2個付けるのが正しく
ネイティブが間違えるハズがない。
ハイスコア一覧での3文字制限を模した可能性もあるが、
この観点からしてプログラマーの説も怪しくなってくる。

ゲームデザイナーのMichitaka Tsuruta なのだろうか。
レアアイテムとして出現する「鶴」は
鶴田さんの名前から来ていると本人がメディアに語っている。
このアルファベットも鶴田さんのイニシャルだった可能性もあるが、
ゲームデザイナーとレベルデザイナー(ステージ製作者)が違う為、
この説も疑問が残るのである。

ちなみにゲーム文化保存研究所の記事には、
ステージ製作者の上田和敏さん窪田俊幸さんが紹介されていた。
上田:私の担当はアクション要素が強いステージの作成です。
窪田:パズル的な思考を要するステージは私の制作です。

「『ソロモンの鍵』を作った男たち 上田和敏氏×窪田俊幸氏ダブルインタビュー」より引用(リンク切れ)
ゲームデザイナーの鶴田道孝さんが全体の調整をしていたらしい。


アーケード版のスコアランキング画面について、
鶴田さんがイニシャルの内訳について公開されていた。

断言する事はできないが、M.Tの方は鶴田さんの名前の可能性が高く、
TIMの方はプログラマーを指している可能性が高い。
H.Fは誰を指しているのかは特定はする事はできなかった。
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